日本音楽についての文献案内【近・現代】

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近・現代 (最終更新日:2025/5/9 

A: はじめての人に B: もっと知りたい人に C: 本格的に学びたい人に
近・現代
現代邦楽 A 現代邦楽 B
大正琴 A
琵琶楽 A 琵琶楽 B
民俗芸能 A 民俗芸能 B 民俗芸能 C
民謡・津軽三味線 A 民謡・津軽三味線 B 民謡・津軽三味線 C
その他
 

【近・現代】現代邦楽 A :はじめての人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
現代邦楽(大系日本の伝統音楽)(ビデオ)

ゲンダイ ホウガク(タイケイ ニホン ノ デントウ オンガク)
黛敏郎ほか 1990 東京:筑摩書房 図書3冊(総論編、曲目解説編上下)およびビデオ リンク 所蔵なし
尺八演奏論

シャクハチ エンソウ ロン
山本邦山 2000 東京:出版芸術社 尺八の人間国宝である著者の半生と尺八の概説 リンク リンク
日本の伝統芸能講座 音楽(第19章 日本音楽の近代から現代)

ニホン ノ デントウ ゲイノウ コウザ
小島美子(監修);塚原康子(第19章執筆) 2008 京都:淡交社 邦楽の近現代史を概説。本書のほかの章においてもジャンル別に近現代の状況が述べられている。 リンク リンク
はじめての音楽史

ハジメテ ノ オンガクシ : コダイ ギリシア ノ オンガク カラ ニホン ノ ゲンダイ オンガク マデ
久保田慶一ほか(著) 2009 東京:音楽之友社 第2部および第3部において近現代日本の音楽史を概説。2009年は増補改訂版。 リンク リンク
1996 リンク 所蔵なし
 

【近・現代】現代邦楽 B :もっと知りたい人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
杵屋正邦における邦楽の解体と再構築

キネヤ セイホウ ニ オケル ホウガク ノ カイタイ ト サイコウチク
吉崎清富 2001 東京:出版芸術社 長唄出身の現代邦楽作曲家に関する研究書 リンク リンク
近現代日本の音楽史(現代日本の作曲家 別冊3)

キンゲンダイ ニホン ノ オンガクシ
小宮多美江 2001 東京:音楽の世界社 1900年から60年までの日本の音楽史を年代に沿って詳述 リンク 所蔵なし
日本楽器法

ニホン ガッキホウ
三木稔 1996 東京:音楽之友社 日本の伝統楽器の構造、音色、奏法について総合的に解説 リンク リンク
邦樂鑑賞法

ホウガクカンショウホウ
町田 嘉章 1934 東京:学藝社 現代の日本音楽として多くのジャンルを説明し、邦楽の楽器・民謡・行政制度を説明した鑑賞法の著作。 リンク リンク
 

【近・現代】大正琴 A:はじめての人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
大正琴の世界

タイショウゴト ノ セカイ
金子敦子 1995 名古屋 : 大正琴協会, 東京 : 音楽之友社 大正琴の歴史および現状についての考察も含めたはじめての概説書 リンク 所蔵なし
大正琴図鑑

タイショウゴト ズカン
金子敦子(監修) 2003 東京 : 全音楽譜出版社 大正琴の図鑑 リンク リンク
 

【近・現代】琵琶楽 A:はじめての人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
錦心流琵琶歌 曲譜のみちしるべ

キンシンリュウビワウタ キョクフノミチシルベ
廣瀬顥水;畑尚水 2021 名古屋市:三恵社 薩摩琵琶錦心流の基本的な旋律をグラフィックな採譜で示したもの。 リンク 所蔵なし
薩摩琵琶

サツマ ビワ
越山正三 1983 東京 : ぺりかん社 薩摩琵琶の歴史や演奏家、演奏曲についての概説書 リンク 所蔵なし
筑前琵琶製作技術調査報告書

チクゼン ビワ セイサク ギジュツ チョウサ ホウコクショ
筑前琵琶製作技術調査委員会(編) 1977 出版地不明 筑前琵琶の楽器製作技術、歴史、詞章、楽譜などを記す。 リンク 所蔵なし
日本琵琶楽協会のあゆみ

ニホンビワガクキョウカイノアユミ
日本琵琶楽協会 2009 日本琵琶楽協会 近代琵琶の観覧な歴史を記す。薩摩琵琶の起源については、近年の歴史研究の成果は反映されていない。 リンク 所蔵なし
日本琵琶楽大系

ニホン ビワガク タイケイ
日本琵琶楽協会 2010 東京:日本伝統文化振興財団 1963年のLPレコードをCD化。一部旧い学説が残るが、日本の琵琶楽各種を当時の名人の録音と解説(英文付)で紹介。 リンク 所蔵なし
琵琶

ビワ
東京文化財研究所 2018 東京:東京文化財研究所 日本の芸能を支える技Iとして、琵琶製作者石田克佳の技を紹介。 リンク 所蔵なし
琵琶盛衰記

ビワ セイスイキ
北川鶴昇 2016 大阪:風詠社 琵琶にまつわるエピソードを紹介しつつ歴史をたどる。ただし近世以前の歴史については誤った認識に基づいているので注意が必要 リンク 所蔵なし
琵琶―その音楽の系譜

ビワ : ソノ オンガク ノ ケイフ
田辺尚雄(監修) 1975 東京:日本コロンビア 日本の琵琶楽の系譜を網羅的に録音と解説で紹介する。 リンク 所蔵なし
琵琶を知る

ビワ オ シル
中村鶴城 2006 東京 : 出版芸術社 薩摩琵琶鶴田流の演奏家兼楽器製作者が琵琶の基礎知識を概説。 リンク リンク
 

【近・現代】琵琶楽 B:もっと知りたい人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
映画館に鳴り響いた音

エイガカンニナリヒビイタオト
柴田康太郎 2024 春秋社 戦前の東京における映画館の音楽文化。 リンク 所蔵なし
現代琵琶名人録

ゲンダイ ビワ メイジンロク
大谷荒太郎 1922 東京:登文閣 琵琶演奏家の名鑑。「最近琵琶発達史」に歴史に関する記述がある。 該当なし 所蔵なし
豪壮に華麗に繊細に:筑前琵琶に生きる

ゴウソウニ カレイニ センサイニ : チクゼン ビワ ニ イキル
山崎旭萃(講話);大阪府「なにわ塾」(編);教育文化研究所(出版監修) 1988 大阪:ブレーンセンター 筑前琵琶奏者山崎旭萃への聞き書き。聞き手は久保田敏子。 リンク 所蔵なし
薩摩琵琶淵源録

サツマ ビワ エンゲンロク
上田景二(かんだかげじ) 1912 東京:日本皇学館 薩摩琵琶の歴史を記す。幕末から大正期までの同時代の記録としても重要。 リンク リンク
さわり

サワリ
佐宮圭 2011 東京:小学館 薩摩琵琶(錦琵琶)奏者鶴田錦史の伝記。ライバル水藤錦穣についてもくわしい。 リンク 所蔵なし
筑前琵琶物語

チクゼン ビワ モノガタリ
大坪草二郎 1983 東京:葦真文社 筑前琵琶創始者初代橘旭翁の伝記 リンク 所蔵なし
琵琶全集

ビワ ゼンシュウ
中内蝶二;田村西男(編) 1987 東京:緑蔭書房 近代琵琶楽全盛期の詞章を集めた全集。 リンク 所蔵なし
1927 東京 : 日本音曲全集刊行会 リンク 所蔵なし
明治以前薩摩琵琶史

メイジ イゼン サツマ ビワシ
島津正 1997 東京 : ぺりかん社 江戸時代と明治時代の薩摩琵琶の歴史の研究書。資料翻刻あり。 リンク 所蔵なし
Yoshitsune:songs of a medieval hero of Japan accompanied by the biwa(レコード)

義経:日本の中世の英雄を琵琶で歌う
Deutsche Gesellschaft für Natur- und Völkerkunde Ostasiens 1988 Tokyo : OAG, Deutsche Gesellschaft für Natur- und Völkerkunde Ostasiens 義経関連の薩摩琵琶と筑前琵琶曲を収録。解説は日独英。 リンク 所蔵なし
The last biwa singer : a blind musician in history - imagination and performance

最後の琵琶師
Hugh de Ferranti 2009 New York: Cornell University Press 盲僧琵琶の伝承及び肥後琵琶の山鹿良之師についてフィールドワークと文献から解き明かす。 リンク 所蔵なし
 

【近・現代】民俗芸能 A:はじめての人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
アイヌ絵を聴く

アイヌエ オ キク
谷本一之 2006 北海道大学図書刊行会 アイヌの芸能に関する江戸時代の図像史料や文字記録を、現代の伝承と対照させ、アイヌの芸能の変化の過程を検証した研究書。 リンク リンク

エイサー物語ー移動する人、伝播する芸能

エイサー モノガタリ:イドウスル ヒト、デンパスル オンガク
塚田健一 2019 京都:世界思想社 沖縄の民俗芸能エイサーが日本各地および海外へ伝播した社会的なメカニズムを明らかにした書。 リンク 所蔵なし
沖縄音楽入門

オキナワ オンガク ニュウモン
金城厚 2006 東京:音楽之友社 沖縄と奄美諸島の音楽や芸能についての入門書。1997年に同社より発行の『ヤマトンチュのための沖縄音楽入門』の改題改訂版。 リンク リンク
沖縄芸能史話

オキナワ ゲイノウ シワ
矢野輝雄 1993 宜野湾 : 榕樹社 沖縄の芸能の歴史をわかりやすく解説した書。1993年のものは新訂増補版。 リンク 所蔵なし
1974 [東京:日本放送協会 リンク リンク
沖縄の民俗芸能論

オキナワ ノ ミンゾク ゲイノウロン
久万田晋 2012 沖縄:ボーダーインク 臼太鼓やエイサー等の沖縄の民俗芸能についての総論と各論。各芸能の概説に加え、現代における展開も考察。 リンク 所蔵なし
おきなわの祭り

オキナワ ノ マツリ
沖縄タイムス社編 1991 那覇:沖縄タイムス社 奄美から沖縄本島とその周辺諸島、宮古、八重山に伝わる78の祭りを紹介。写真が豊富。 リンク 所蔵なし
キリシタン音楽入門−−洋楽渡来考への手引き

キリシタン オンガク ニュウモン : ヨウガク トライコウ エノ テビキ
皆川達夫 2017 東京:日本キリスト教団出版局 キリシタン期の洋楽伝来の実態に迫る研究書。六段の調についての新解釈を含む。 リンク 所蔵なし
組踊への招待

クミオドリヘノショウタイ
矢野 輝雄 2001 那覇:琉球新報社 琉球の組踊の構造・演出・音楽・舞台を総合的にあつかい、作品の鑑賞を含む。 リンク 所蔵なし
日本の放浪芸

ニホン ノ ホウロウゲイ
小沢昭一 2006 東京:岩波書店 河内音頭、山伏神楽、盲僧琵琶、大衆演劇、絵解き、香具師の口上などを訪ね歩いた記録。 リンク 所蔵なし
1974 東京:番町書店 リンク 所蔵なし
日本の祭り

ニホン ノ マツリ
後藤淑;三隅治雄 他(編) 1982-1983 東京:講談社 日本の各地域の祭りを季節ごとに整理して、カラー写真で紹介し、解説した書。全8巻。 リンク 所蔵なし
祭・芸能・行事大辞典

マツリ・ゲイノウ・ギョウジ ダイジテン
(監修)小島美子;鈴木正崇;三隅治雄;宮家準;宮田登;和崎春日 2009 東京:朝倉書店 上・下巻、日本人が携わってきた年中行事の集大成。民俗、宗教、人類、歴史、文学、芸能、音楽、美術分野の550名が執筆。 リンク リンク
祭りと芸能の旅

マツリ ト ゲイノウ ノ タビ
本田安次;渡辺信夫 他(編) 1978 東京:ぎょうせい 日本の各地域の祭りを芸能に焦点を当てて紹介・解説した書。全6巻。 リンク リンク
民俗芸能研究文献目録

ミンゾク ゲイノウ ケンキュウ ブンケン モクロク
(編集)民俗芸能学会・民俗芸能研究文献目録編集委員会 2004 東京:岩田書院 『民俗芸能研究』の文献目録、『演劇学』17号、『祭り文献総目録』(石田武久(編)名著出版1978年日本祭祀研究集成第1巻別冊、文化庁「報告書」をもとに作成。全都道府県について収録。 リンク 所蔵なし
民俗芸能辞典

ミンゾク ゲイノウ ジテン
仲井幸二郎;西角井正大;三隅治雄 1981 東京:東京堂出版 全国の民俗芸能および芸能関連用語を収めた辞典。郷土芸能の手引きとして利用できる。 リンク 所蔵なし
民謡とは何か?(オルフェライブラリー)

ミンヨウ トハ ナニカ?
島添貴美子 2021 東京:音楽之友社 江戸時代後期から現代までの民謡と民謡を取り巻く動向を取り上げ、民謡の実態と変遷を明らかにする書。 リンク 所蔵なし
わらべうたの研究

ワラベウタ ノ ケンキュウ 
小泉文夫 1982 東京:わらべうたの研究刊行会 1961年から8年間実施された東京のわらべうたに関する音楽的・社会的環境調査に基づく書。楽譜編と研究編の2冊からなる。 リンク 所蔵なし
1969 リンク リンク
 

【近・現代】民俗芸能 B:もっと知りたい人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
沖縄音楽の構造:歌詞のリズムと楽式の理論

オキナワ オンガク ノ コウゾウ : カシ ノ リズム ト ガクシキ ノ リロン
金城厚 2004 東京:第一書房 沖縄音楽の独特なリズムと形式を歌詞との関係を考慮に入れながら理論化した研究書。 リンク リンク
沖縄芸能のダイナミズム 創造・表象・越境

オキナワオンガクノダイナミズム ソウゾウ・ヒョウショウ・エッキョウ
久万田晋;三島わかな(編) 2020 東京:七月社 沖縄芸能が20世紀という時代といかに向き合ったかを、著者の異なる7つの章とコラムにより解き明かし、伝統の変化を考察する。 リンク 所蔵なし
沖縄の古典芸能

オキナワノコテンゲイノウ
照屋 寛善 1989 東京:第一書房 《かじゃでぃ風》や組踊などの沖縄芸能に関する研究。 リンク リンク
大系日本歴史と芸能/音と映像による(ビデオ)

タイケイ ニホン レキシ ト ゲイノウ : オト ト エイゾウ ト モンジ ニヨル
網野善彦 他(編) 1990-1992 東京:日本ビクター・平凡社 日本の歴史における芸能のあり方を、現在まで伝承されている民俗芸能の映像資料や残された文字史料・絵画史料から考える書。全14巻。 リンク リンク
天神祭 なにわの響き

テンジンマツリ : ナニワ ノ ヒビキ
井野辺潔;網干毅(編) 1994 東京:創元社 大阪の天神祭の多彩な芸能音楽の魅力や特徴を多くの写真とともに記した書。 リンク リンク
徳丸流神楽の成立と展開-民族音楽学的芸能史研究

トクマルリュウカグラのセイリツトテンカイ ミンゾクオンガクガクテキゲイノウシケンキュウ
川崎 瑞穂 2018 東京:第一書房 秩父地域で伝承されている神楽の民族音楽学的な研究。 リンク 所蔵なし
都市の祭礼

トシ ノ サイレイ
植木行信;田井竜一(編) 2005 東京:岩田書院 山・鉾・屋台の祭りの成立と展開を日本文化史や音楽史の中で位置づけるとともに、囃子の系譜と特質を考察した研究書。 リンク リンク
日本伝統音楽の研究

ニホン デントウ オンガク ノ ケンキュウ
小泉文夫 2009 東京:音楽之友社 日本音楽についての理論書。民謡研究の歴史と方法、および核音とテトラコルドを用いた日本の音階論。 リンク リンク
1958 リンク リンク
日本・東洋音楽論考

ニホン トウヨウ オンガク ロンコウ
東洋音楽学会(編) 1969 東京:音楽之友社 学会30周年記念論文集。民俗音楽関係の論文あり。 リンク リンク
 

【近・現代】民俗芸能 C:本格的に学びたい人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
越中おわら風の盆の空間誌

エッチュウオワラカゼノボンノクウウカンシ
長尾洋子 2019 東京:ミネルヴァ書房 富山県の風の盆を取り上げ、その音楽・舞踊を、近代という時間の中においた文化人類学的な研究。 リンク リンク
御冠船夜話

オカンセンヤワ
金武良章 1983 那覇:若夏社 琉球の伝統芸能に関する記録を伝承者が語った記録。 リンク 所蔵なし
近世芸能の胎動

キンセイゲイノウノタイドウ
山路興造 2010 東京:八木書店 歌舞伎や操り浄瑠璃が形成される時期の状態と多様な民俗芸能の研究。 リンク 所蔵なし
椎葉神楽発掘

シイバカグラハックツ
渡辺伸夫 2012 東京:岩田書院 宮崎県椎葉村の神楽の綜合的な研究。 リンク 所蔵なし
 

【近・現代】民謡・津軽三味線 A:はじめての人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
自伝津軽三味線ひとり旅

ジデン ツガル ジャミセン ヒトリタビ
高橋竹山 1997 東京:新書館 高橋竹山の自伝(芸談)。1997年版は新装版 リンク リンク
1975 リンク 所蔵なし
日本民謡曲集(世界音楽全集13)

ニホンミンヨウキョクシュウ
弘田龍太郎;藤井清水 1930 東京:春秋社 日本民謡を五線譜で提示。曲によっては、ピアノの伴奏がつけられている。昭和初期の民謡に対する考え方を示す曲集。 リンク リンク
日本民謡集(岩波文庫黄238-1)

ニホン ミンヨウシュウ
町田嘉章;浅野建二編 2007(第30版改訂)、初版1960 東京:岩波書店 民謡の代表曲225曲を選び、歌詞、曲の発生や由来、歌唱法などについて解説した概説書。 リンク リンク
日本民謡まるかじり100(CD)

ニホン ミンヨウ マルカジリ
日本伝統文化振興財団 2005 東京:日本伝統文化振興財団 CD2枚、全100曲の民謡を収録(1番のみ)。 該当なし 所蔵なし
民謡のふるさとを行く(正・続)

ミンヨウ ノ フルサト オ ユク
竹内勉 1978・1983 東京:音楽之友社 民謡調査のために全国を旅した著者による民謡と旅にまつわるエッセイ。 リンク 所蔵なし
民謡秘宝紀行

ミンヨウ ヒホウ キコウ
斎藤完 2004 東京:白水社 民謡11曲をとりあげ、先行研究を紹介した上で、伝承地を訪問し、現代における民謡のあり方を論じた書。 リンク 所蔵なし
 

【近・現代】民謡・津軽三味線 B:もっと知りたい人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
奄美歌掛けのディアローグ : あそび・ウワサ・死

アマミ ウタガケ ノ ディアローグ : アソビ ウワサ シ
酒井正子 1996 東京:第一書房 奄美で口頭伝承されてきた歌文化に関するフィールドワークに基づく論考集。 リンク 所蔵なし
奄美民謡とその周辺

アマミ ミンヨウ ト ソノ シュウヘン
内田るり子 1983 東京:雄山閣 奄美の民謡と芸能に関する専門書。 リンク 所蔵なし
追分と宿場・港の女たち(民謡地図 3)

オイワケ ト シュクバ ミナト ノ オンナタチ
竹内勉 2003 東京:本阿弥書店 信州の追分節とそれをルーツとして全国に伝播した各地の追分節についての論考。 リンク 所蔵なし
じょんがらと越後瞽女(民謡地図 2)

ジョンガラ ト エチゴ ゴゼ
竹内勉 2002 東京:本阿弥書店 津軽じょんがら節の成立に大きな影響を与えた越後瞽女の唄「新保広大寺」に関する論考。 リンク 所蔵なし
津軽三味線の誕生 : 民俗芸能の生成と隆盛

ツガルジャミセン ノ タンジョウ : ミンゾク ゲイノウ ノ セイセイ ト リュウセイ
大條和雄 2024〔1995〕 東京:新曜社 津軽三味線の成立期の様子を著した専門書。2024年に復刻。 リンク 所蔵なし
東京の農民と筏師(民謡地図5)

トウキョウ ノ ノウミン ト イカダシ
竹内勉 2004 東京:本阿弥書店 東京で歌い継がれていた民謡のうち、漁師や船頭によって伝えられてきた歌に関する聞き書き。 リンク 所蔵なし
東京の漁師と船頭(民謡地図4)

トウキョウ ノ リョウシ ト センドウ
竹内勉 2004 東京:本阿弥書店 東京で歌い継がれていた民謡のうち、漁師や船頭によって伝えられてきた歌に関する聞き書き。 リンク 所蔵なし
日本民謡大観(沖縄 奄美)

ニホン ミンヨウ タイカン (オキナワ アマミ)
日本放送協会(編) 1989-1992 東京 : 日本放送出版協会 五線譜と解説。全4巻。 リンク 所蔵なし
はいや・おけさと千石船(民謡地図1)

ハイヤ オケサ ト センゴクブネ
竹内勉 2002 東京:本阿弥書店 江戸時代に帆船で各地に流布した「はいや節」とそこから派生した「おけさ節」に関する論考。 リンク 所蔵なし
復刻版日本民謡大観

フッコク ニホン ミンヨウ タイカン
日本放送協会(編) 1992-1994 東京 : 日本放送出版協会 五線譜による採譜と解説(各巻CD 10枚付)。全9巻。 リンク 所蔵なし
1944-1980 リンク 所蔵なし
 

【近・現代】民謡・津軽三味線 C:本格的に学びたい人に

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
NHK民謡調査の記録1939-1994

エヌ・エッチ・ケーミンヨウチョウサノキロク
NHK「日本民謡大観」制作スタッフ 1995 東京:日本放送協会放送事業局データ情報部 長い時間をかけて作られた『日本民謡大観』の制作の歴史。この楽譜集をを調べる際に参考になる。 リンク 所蔵なし
The spirit of Tsugaru:blind musicians,Tsugaru-jamisen,and the folk music of northern Japan,with the autobiography of Takahashi Chikuzan

津軽の心:日本の北国の盲目音楽家と津軽三味線と民謡(高橋竹山自伝とともに)
Groemer, Gerald 1999 Warren, Mich. : Harmonie Park Press 高橋竹山自伝の英訳と津軽三味線や盲人音楽家の概説 リンク 所蔵なし
Traditional folk song in modern Japan

現代日本における伝統的な民謡
Hughes, David W. 2008 Kent: Global Oriental 日本の民謡の伝承に関する研究書 リンク リンク
 

【近・現代】その他

書名

ヨミ / 日本語タイトル
著者 出版年 出版社 説明文 CiNii お茶大OPAC
アメリカ日系社会の音楽文化 越境者たちの百年史

アメリカ ニッケイシャカイノオンガクブンカ エッキョウシャタチノヒャクネンシ
早稲田みな子 2022 東京:共和国 南カリフォルニアを中心にした日本からの移民とその子孫たちの音楽活動の歴史 リンク リンク
国家と音楽

コッカトオンガク
奥中康人 2008 東京:春秋社 明治維新後の日本国家の構築と音楽教育の関係を明らかにした研究。 リンク リンク
19世紀の日本における西洋音楽の受容

ジュウキュウセイキノニホンニオケルセイヨウオンガクノジュヨウ
塚原康子 1993 東京:多賀出版 幕末から明治時代までの外来音楽に関する研究書。本来は西洋音楽の受容を解明することを目的としているが、その対比として明清楽、特に清楽についての言及がある。明治時代の清楽の奏楽状況や、出版状況を綿密に調査されている。 リンク リンク
図解 近現代日本音楽史 唱歌、校歌、応援歌から歌謡曲まで

ズカイ キンゲンダイニホンオンガクシ
田中健次 2022 東京:東京堂出版社 子どもの歌・軍歌・はやり歌・学生歌に分け、国歌から寮歌、演歌などを網羅的に解説。 リンク 所蔵なし
サウンドとメディアの文化資源学

サウンドトメディアノブンカシゲンガク
渡辺裕 2013 東京:春秋社 文化資源学の観点から、日本における多様な音楽、とくに民謡やレコードの詳細な研究。 リンク リンク
大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る

タイショウ=レキシのオドリバトハナニカ ゲンダイノキテンヲサグル
鷲田清一(編) 2018 東京:講談社 大正時代の文化を総合的に扱った論考。この中の「校歌-替え歌が結ぶ共同体」が音楽にとくに関係する。 リンク リンク
浪花節 流動する語り芸-演者と聴衆の近代

ナイワブシ リュウドウスルカタリゲイーエンジャトチョウシュウノキンダイ
真鍋昌賢 2017 東京:せりか書房 浪花節を演者と流通から詳述し、戦時中と戦後のあり方も考察した研究。 リンク 所蔵なし
文化人類学の冒険 人間・社会・音楽

ブンカジンルイガクノボウケン
塚田健一 2014 東京:春秋社 広範なフィールドワークに基づき、日本と世界の音楽・芸能・儀礼・風俗・教育を活き活きと描写したエッセイ集。『世界は音に満ちている:音楽人類学の冒険』(2001年、新書館)の続編。 リンク リンク
和洋折衷音楽史

ワヨウセッチュウオンガクシ
奥中康人 2014 東京:春秋社 日本と西洋の要素を混合した音楽の試みを詳述、し、その意義を明らかにする。 リンク 所蔵なし