古代 (最終更新日:2025/5/8 )
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古代 | 音楽考古学 A | ||
雅楽・古代歌謡 A | 雅楽・古代歌謡 B | 雅楽・古代歌謡 C | |
仏教音楽 A | 仏教音楽 B | 仏教音楽 C |
【古代】 音楽考古学 A:はじめての人に
書名 ヨミ / 日本語タイトル |
著者 | 出版年 | 出版社 | 説明文 | CiNii | お茶大OPAC |
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埋もれた楽器-音楽考古学の現場から ウモレタ ガッキ : オンガク コウコガク ノ ゲンバ カラ |
笠原潔 | 2004 | 東京:春秋社 | 縄文から近世までの遺跡を訪ねて調査した種々の出土楽器についての解説。筑状弦楽器についての論考を含む。 | リンク | 所蔵なし |
音の考古学 オト ノ コウコガク : ガッキ ノ ゲンリュウ オ サグル |
荒山千恵 | 2014 | 札幌:北海道大学出版会 | 出土楽器のデータに基いた音楽考古学の研究書。琴の復元研究を含む。 | リンク | リンク |
楽器の考古学(ものが語る歴史シリーズ) ガッキ ノ コウコガク |
山田光洋 | 1998 | 東京:同成社 | 近年の音楽考古学の先駆的研究 | リンク | リンク |
箜篌の研究:東アジアの寺院荘厳と絃楽器 クゴ ノ ケンキュウ : ヒガシアジア ノ ジイン ショウゴン ト ゲンガッキ |
中安真理 | 2016 | 京都:思文閣出版 | 箜篌に関する中国と日本の文献・美術作品を調査 | リンク | 所蔵なし |
【古代】 雅楽・古代歌謡 A:はじめての人に
書名 ヨミ / 日本語タイトル |
著者 | 出版年 | 出版社 | 説明文 | CiNii | お茶大OPAC |
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音と映像による日本古典芸能大系 第1巻 宮廷芸能と神事芸能(VHS・LD) オトトエイゾウニヨルニホンコテンゲイノウタイケイ ダイ1カン キュウテイゲイノウトシンジゲイノウ |
日本ビクター株式会社(企画・制作・著作) | 1997 | 東京 : 日本ビクター株式会社 | 左右の舞楽と寺院舞楽、管弦の代表曲の映像。種目と収録曲の詳細な解説付。 | リンク | 所蔵なし |
1991 | リンク | 所蔵なし | ||||
音と映像による日本古典芸能大系 第2巻 宮廷芸能と神事芸能(VHS・LD) オトトエイゾウニヨルニホンコテンゲイノウタイケイ ダイ2カン キュウテイゲイノウトシンジゲイノウ |
日本ビクター株式会社(企画・制作・著作) | 1997 | 東京 : 日本ビクター株式会社 | 春日若宮御祭と教派神道の祭典楽。種目と収録曲の詳細な解説付。 | リンク | 所蔵なし |
1991 | リンク | 所蔵なし | ||||
雅楽管楽器 ガガクカンガッキ |
東京文化財研究所 | 2019 | 東京:東京文化財研究所 | 日本の芸能を支える技 IVとして、山田全一の技を紹介。 | リンク | 所蔵なし |
雅楽鑑賞 ガガクカンショウ |
押田良久 | 1997 | 東京:文憲堂七星社 | 網羅的な雅楽百科事典ともいうべき啓蒙書。 | リンク | 所蔵なし |
雅楽「源氏物語」のうたまい ガガク ゲンジ モノガタリ ノ ウタマイ |
佐藤浩司 | 2012 | 奈良:道友社 | 源氏物語における雅楽、雅楽の歴史的側面、現代の雅楽演奏にまつわるエピソードを紹介。DVD付。 | リンク | 所蔵なし |
雅楽: 時空を超えた遙かな調べ ガガク:ジクウヲコエタハルカナシラベ |
鳥居本幸代 | 2007 | 東京:春秋社 | 一般の愛好者向けに、歴史の流れに沿って、雅楽をわかりやすく概説。 | リンク | 所蔵なし |
雅楽事典 ガガクジテン |
東儀信太郎他; 小野亮哉(監修) | 1989 | 東京 : 音楽之友社 | 雅楽についての事典。 | リンク | リンク |
雅楽事典 新装版 ガガクジテン |
小野亮哉(監修); 東儀信太郎(代表執筆者); 小野貴嗣(編) | 2019 | 里文出版 | 民間の雅楽団体小野雅楽会が編刊。雅楽の歴史、楽器・奏法、舞・装束、曲、人名・家名など雅楽に関わるあらゆる知識が1800項目に網羅集成されている。1988年に刊行され(音楽之友社)、雅楽に関わる人々の基本文献とされた名著(現在絶版)を、復刻新装のかたちで限定出版。 | リンク | リンク |
雅楽 : 伝統音楽への新しいアプローチ ガガク : デントウオンガクヘノアタラシイアプローチ |
増本喜久子 | 1968 | 東京 : 音楽之友社 | 実践的な雅楽入門書。五線譜や図を多用。専門家の信頼も厚い。 | リンク | リンク |
雅楽への招待 ガガクヘノショウタイ |
押田良久 | 1984 | 東京:共同通信社 | 雅楽の歴史から楽器、雅楽と舞楽の鑑賞について、正倉院楽器の復元に至るまで雅楽に関することが丁寧に概説される。 | リンク | リンク |
雅楽を聴く:響きの庭への誘い ガガク オ キク : ヒビキ ノ ニワ エノ サソイ |
寺内直子 | 2011 | 東京:岩波書店 | 雅楽を、今日演奏されている場から説明した書。 | リンク | リンク |
子供のための雅楽 雅楽ってなぁに?(DVD) コドモノタメノガガク:ガガク ッテ ナアニ? |
芝祐靖(監修) | 2016 | 東京:伶楽舎 | 子供向けに映像を用いて雅楽をわかりやすく紹介。 | リンク | 所蔵なし |
四天王寺聖霊会の舞楽(増補版) シテンノウジショウリョウエノブガク |
南谷美保 | 2021 | 大阪:東方出版 | 聖徳太子の御霊に捧げられる極楽浄土の舞…四天王寺聖霊会の詳細を、綿密な考証と150余点のカラー写真で平易に解説。その歴史や装束・楽器まで、舞楽鑑賞のまたとない手引き。 | リンク | リンク |
新版 雅楽入門 シンバンガガクニュウモン |
増本伎共子 | 2010 | 東京:音楽の友社 | 作曲家でもある著者が、一般の読者向けに雅楽の音楽面をわかりやすく理論的に紹介。 | リンク | 所蔵なし |
図説 雅楽入門事典 ズセツガガクニュウモンジテン |
芝祐靖(監修) | 2006 | 東京:柏書房 | 図を多用して、雅楽の全体像を紹介。 | リンク | リンク |
日本古代歌謡の世界 ニホンコダイカヨウノセカイ |
多忠麿 | 1994 | 東京:日本コロムビア | 雅楽の歌物(国風歌舞、催馬楽、朗詠)の解説付きCD。 | リンク | 所蔵なし |
日本古典音楽大系 第1巻 雅楽・声明・琵琶楽(レコード) ニホンコテンオンガクタイケイ ダイ1カン ガガクショウミョウビワガク |
井野辺潔;他 | 1982 | 東京 : 講談社 | 主要曲種を網羅。技法の録音も収録。歴史と理論の概説、曲目の解説各1冊。 | リンク | リンク |
はじめての雅楽 ハジメテ ノ ガガク : ショウ ヒチリキ リュウテキ オ フイテ ミヨウ |
笹本武志 | 2003 | 東京:東京堂出版 | 雅楽の歴史・文化的背景の解説とともに、雅楽に用いられる楽器・演奏方法をわかりやすく実践的に解説。 | リンク | 所蔵なし |
ビデオでおぼえる雅楽(DVD) ビデオ デ オボエル ガガク:エテンラク |
安倍季昌 | 東京:武蔵野楽器 | 越殿楽に特化し、笙、篳篥、龍笛の演奏の基本をDVDで紹介 | リンク | 所蔵なし | |
別冊太陽 雅楽 ベッサツタイヨウ ガガク |
遠藤徹 | 2004 | 東京:平凡社 | 図版を多く含む雅楽の紹介書。参考図書や視聴覚資料の案内を含む。 | リンク | リンク |
邦楽大系 第1巻 雅楽・仏教音楽・琵琶楽(レコード) ホウガクタイケイ ダイ1カン ガガク・ブッキョウオンガク・ ビワガク |
岸辺成雄 | 1971 | 東京 : 筑摩書房 | 国風歌舞・平安歌曲・管弦・舞楽の代表曲。全般的な歴史・鑑賞概説と曲目解説。 | リンク | 所蔵なし |
【古代】 雅楽・古代歌謡 B:もっと知りたい人に
書名 ヨミ / 日本語タイトル |
著者 | 出版年 | 出版社 | 説明文 | CiNii | お茶大OPAC |
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越天楽とその歌謡(レコード) エテンラクトソノカヨウ |
平野健次(監修) | 1980 | 東京:東芝EMI制作 | 音例付き研究論文風。理論の解説や、種目を超えた影響関係を示す。 | 該当なし | 所蔵なし |
雅楽 : 宮内庁式部職楽部 : 重要無形文化財(DVD・VHS) ガガク : クナイチョウシキブショクガクブ :ジュウヨウムケイブンカザイ |
下中記念財団(企画・製作) | 2007 | 東京 : 下中記念財団 | 全曲種の代表曲を網羅した大全集。最新の研究を反映した解説書(日本語・英語)。全10巻。 | リンク | 所蔵なし |
雅楽 : 宮内庁式部職楽部(DVD) ガガク:クナイチョウ |
柘植元一 | 2007 | 東京:財団法人下中記念財団 | 雅楽伝承の規範となる宮内庁式部職に伝承られる雅楽を紹介。 | 該当なし | 所蔵なし |
雅楽 : 古楽譜の解読(東洋音楽選書) ガガク : コガクフノカイドク |
林謙三 | 1969 | 東京 : 音楽之友社 | 雅楽の古楽譜の解読研究の基礎を築いた学術書。 | リンク | リンク |
雅楽のイロイロを科学する本 ガガクノイロイロヲカガクスルホン |
田鍬智志; 上野正章; アンドレア・ジョライ(編) | 2021 | 日本伝統音楽研究センター | 編集者を含む6人の執筆者による10篇の論文集。雅楽及び関連芸能の歴史的音楽動作様式をさぐるための研究会の成果報告書。関連音源のCD/DVD付。 | リンク | リンク |
雅楽の〈近代〉と〈現代〉 ガガク ノ キンダイ ト ゲンダイ : ケイショウ フキュウ ソウゾウ ノ キセキ |
寺内直子 | 2010 | 東京:岩波書店 | 五線譜化を始めとする近代以降の雅楽のさまざまな試みを作品分析を交えて考察。 | リンク | リンク |
雅楽のコスモロジー―日本宗教式楽の精神史 ガガクノコスモロジー |
小野 真龍 | 2019 | 京都:法蔵館 | 1400年にわたり神仏のせめぎあいのなかで、王権を支える儀礼式楽として続いてきた日本の雅楽。天王寺舞楽の伝承者である著者が、雅楽の精神史を通して、日本固有の宗教コスモロジーを探索する。 | リンク | リンク |
雅楽を知る事典 ガガク オ シル ジテン |
遠藤徹 | 2013 | 東京:東京堂書店 | 雅楽の起源、歴史、種類、理論と思想、場(宮廷儀礼、遊び、仏教、神社)にわけて、説明され、人名と曲名の小辞典が付く。研究者の視点から書かれている点に特徴がある。 | リンク | リンク |
楽家録 ガッカロク |
安倍季尚(撰)〔正宗敦夫(編纂校訂)〕 | 1977 | 東京 : 現代思潮社 | 江戸時代に著された大部の雅楽百科全書。三大楽書のひとつ。翻刻有り。50巻。 | リンク | リンク |
1690 | 該当なし | 所蔵なし | ||||
教訓抄 キョウクンショウ |
狛近真(著)〔山田孝雄(校訂); 正宗敦夫(編纂校訂)〕 | 2007 | 東京 : 現代思潮社 | 最古の総合的な雅楽書。三大楽書のひとつ。日本思想大系にも翻刻あり。10巻10冊。 | リンク | 所蔵なし |
1233 | 該当なし | 所蔵なし | ||||
興福寺に鳴り響いた音楽―教訓抄の世界― コウフクジニナリヒビイタオンガク |
磯水絵 | 2021 | 思文閣出版 | 興福寺の音楽文化を南都楽人の狛氏との関連で読み解いた論文集。11人の執筆者による。「興福寺の音文化と狛氏」「狛近真『教訓抄』の世界」「興福寺の音楽文化、その後』の3篇にまとめられている。 | リンク | 所蔵なし |
五線譜による雅楽総譜 ゴセンフニヨルガガクソウフ |
芝祐泰(編) | 1968-1972 | 東京 : カワイ楽譜 | 筆者の研究成果を反映した雅楽の総レパートリーの五線譜による大集成。全4巻1500頁余。 | リンク | リンク |
古代歌謡集(日本古典文学大系3) コダイカヨウシュウ |
土橋寛; 小西甚一(校注) | 1957 | 東京 : 岩波書店 | 記紀歌謡や国風歌舞の歌詞集成。原文、書き下し、頭注、校異の記載は詳密。 | リンク | リンク |
古代中世音楽史の研究 コダイチュウセイオンガクシノケンキュウ |
荻美津夫 | 2007 | 東京:吉川弘文館 | 縄文時代から南北朝期まで、日本における音楽とその制度の変遷をたどる。外来音楽の日本化とその発展、楽官制の成立、平安時代の殿上人と民衆の音楽の特質、鎌倉幕府と雅楽など、音楽文化の展開や、宮廷儀式の中の雅楽・舞、楽人の系譜とその活動を追究。 | リンク | リンク |
古代中世芸術論(日本思想大系23) コダイチュウセイゲイジュツロン |
林屋辰三郎(校注) | 1973 | 東京 : 岩波書店 | 『教訓抄』『洛陽田楽記』等収録。解説は入門概説としても役立つ。 | リンク | リンク |
古代日本の王権と音楽―古代祭祀の琴から源氏物語の琴へ コダイニホンノオウケントオンガク |
西本香子 | 2018 | 東京:高志書院 | 本書では古墳時代以前より祭祀に用いられてきた日本の琴(こと)と、中国で古代より重んじられてきた琴(きん)との理念的な繋がりを明らかにし、古代日本の天皇家が自らの権威を高めるため、これら二つの絃楽器や儀礼における音楽をどのように利用してきたのか、その具体的な様相を考察する。 | リンク | リンク |
正倉院楽器の研究 ショウソウインガッキノケンキュウ |
林謙三 | 1964 | 東京:風間書房 | 正倉院楽器に関する基礎的研究 | リンク | リンク |
説話と横笛―平安京の管絃と楽人 セツワトヨコブエ―ヘイアンキョウノカンゲントガクニン |
磯水絵 | 2016 | 東京都:勉誠出版 | 説話や楽書に残る横笛の逸話をとおして、平安・鎌倉時代の宮廷音楽史の実態を述べる。 | リンク | リンク |
体源抄 タイゲンショウ |
豊原統秋(著); 正宗敦夫(編纂校訂) | 1978〔1551撰述〕 | 東京 : 現代思潮社 | 雅楽衰微を危惧して記された総合的な雅楽書。三大楽書のひとつ。 | リンク | リンク |
日本古代音楽史論 ニホンコダイオンガクシロン |
荻美津夫 | 1977 | 東京:吉川弘文館 | 古代社会における音楽の役割と制度について社会文化史的背景から考察した書。 | リンク | リンク |
明治国家と雅楽:伝統の近代化/国学の創成 メイジ コッカ ト ガガク : デントウ ノ キンダイカ コクガク ノ ソウセイ |
塚原康子 | 2009 | 東京:有志舎 | 雅楽が、明治国家とのかかわりの中で経験した変化とその影響を検証し、近代日本音楽の生成過程の一局面を明らかにする。 | リンク | リンク |
明治撰定雅楽譜 メイジセンテイガガクフ |
東儀和太郎(編) | 1977-1978 | 東京:小野雅楽会 | 明治期に各楽家に伝わる伝承を整理統合して作られた雅楽の楽譜を出版したもの。 | 該当なし | 所蔵なし |
【古代】 雅楽・古代歌謡 C:本格的に学びたい人に
書名 ヨミ / 日本語タイトル |
著者 | 出版年 | 出版社 | 説明文 | CiNii | お茶大OPAC |
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〈雅楽〉の誕生 田辺尚雄が見た大東亜の響き ガガクノタンジョウ タナベヒサオガミタダイトウアノヒビキ |
鈴木聖子 | 2019 | 東京:春秋社 | 日本音楽研究の草分けともいえる田辺尚雄の日本音楽に対する見方や思想について論じる。 | リンク | リンク |
琴歌譜 キンカフ |
〔山田孝雄,橋本進吉〕 | 1927〔810-824〕 | 東京 : 古典保存会 | 日本最古の声楽譜。重要文化財。影印もある。 | リンク | リンク |
源氏物語と音楽:文学・歴史・音楽の接点 ゲンジモノガタリトオンガク |
日向一雅(編) | 2011 | 東京:青簡舎 | 明治大学古代学研究所主催シンポジウムの報告者による、御遊・琴・貴族の生活などに関する論文集。 | リンク | リンク |
古代日本の儀礼と音楽・芸能――場の論理から奏楽の脈絡を読む コダイニホンノギレイトオンガク・ゲイノウ |
平間充子 | 2023 | 東京:勉誠社 | 七~十世紀の日本における音楽・芸能は、誰がいつどこでどのように行い、観て聴いたのか。人間の営みとしての音楽・芸能について、演奏と視聴という行為が繰り広げられた時間と空間=「場」が、どのような論理のもとで機能していたのかを検証。 | リンク | 所蔵なし |
祭礼で読み解く歴史と社会 春日若宮おん祭の900年 サイレイデヨミトクレキシトシャカイ |
幡鎌一弘;安田次郎 | 2016 | 東京:山川出版社 | 中世に始まるおん祭の歴史的研究書。 | リンク | リンク |
説話と音楽伝承 セツワトオンガクデンショウ |
磯水絵 | 2000 | 大阪:和泉書院 | 説話研究から中世の雅楽の歴史、伝承について明らかにした研究書。 | リンク | リンク |
中世王権の音楽と儀礼 チュウセイオウケンノオンガクトギレイ |
猪瀬千尋 | 2018 | 東京:笠間書院 | 政治の一環として音楽をとらえ、宗教性も含め、宮廷における音楽儀礼を解き明かす。 | リンク | リンク |
中世楽書の基礎的研究 チュウセイガクショノキソテキケンキュウ |
神田邦彦 | 2017 | 大阪:和泉書院 | 日本音楽史上の重要史料『教訓抄』『続教訓鈔』『春日楽書』ほか中世成立楽書の基礎研究と翻刻を収録。『教訓抄』は古写本をはじめて網羅的に調査し、近世の写本との相違点を考察。今後は古写本によって研究されるべきことを提唱する。『続教訓鈔』は曼殊院本と日本古典全集本とを比較検討して古典全集本中の混入記事を明らかにする。また春日大社伝来の楽書(通称『春日楽書』)から、狛氏相伝の秘曲「陵王荒序」相伝の歴史を紐解く。 | リンク | リンク |
天皇・将軍・地下楽人の室町音楽史 テンノウ・ショウグン・ジゲガクニンノムロマチオンガクシ |
三島暁子 | 2012 | 京都:思文閣出版 | 地下楽人豊原氏の150年にわたる活動に着目し、笙の位置づけの変化を考察。 | リンク | リンク |
天皇の音楽史 古代・中世の帝王学 テンノウノオンガクシ |
豊永聡美 | 2017 | 東京:吉川弘文館 | 雅楽を帝王学の一種としてとらえ、天皇にまつわる楽器の変遷やエピソードを集成。 | リンク | リンク |
日本音楽史叢 ニホンオンガクシソウ |
福島和夫 | 2007 | 大阪:和泉書院 | 厳密な史料研究に基づく、著者の論考を集めたもの。雅楽に関する論文が多い。 | リンク | リンク |
日本近世期における楽律研究―『律呂新書』を中心として ニホンキンセイキニオケルガクリツケンキュウ |
榧木亨 | 2017 | 東京:東方書店 | 南宋の蔡元定著の楽律書『律呂新書』(1187)を解説し、江戸時代の儒者たちがこの書をどのように研究、利用したかを解明する。 | リンク | リンク |
平安時代の箏曲:復元の試み ヘイアンジダイノソウキョク |
宮崎まゆみ | 2012 | 東京:同成社 | 『仁智要録』所載の楽箏の独奏曲の復元楽譜集。 | リンク | 所蔵なし |
文学と歴史と音楽と ブンガクトレキシトオンガクト |
磯水絵 | 2023 | 大阪:和泉書院 | 説話文学、随筆文学研究の傍ら、日本音楽史を追究してきた著者の営みの集成。中世説話集を中心に、諸道の説話等を紐解いていく。 | リンク | リンク |
梁塵秘抄口伝集(巻1断簡と巻10-14が残存) リョウジンヒショウクデンシュウ |
後白河院[撰] ; 宮内庁書陵部[編] | 1988〔1180以降〕 | 東京 : 宮内庁書陵部 | 雅楽今様の伝書。中世初期の歌謡・音楽論。翻刻は日本古典全集(1972年)と岩波文庫(1941年)等。 | リンク | リンク |
歴史学としての日本音楽史研究 レキシガクトシテノニホンオンガクシケンキュウ |
福島和夫(編著); 上野学園大学日本音楽史研究所(編) | 2022 | 大阪 :和泉書院 | 王小盾(著);山寺三知(著);ネルソン, スティーヴン G.(著);櫻井利佳(著);磯水絵(著・司会);飯島一彦(著);荻美津夫(著);豊永聡美(著);末柄豊(著);竹内有一(著);塚原康子(著);新井弘順(著) | リンク | 所蔵なし |
Gods' music - the Japanese folk theatre of Iwami Kagura 神の音楽ー日本の民族芸能 石見神楽 |
Lancashire, Terence | 2006 | Wilhelmshaven:Noetzel | 石見神楽に関する専門的な研究書。 | リンク | 所蔵なし |
Saibara : Japanese court songs of the Heian period 催馬楽ー平安時代の日本宮廷歌謡 |
Elizabeth J. Markham | 1983 | Cambridge ; New York : Cambridge University Press | 催馬楽に関する専門的な研究書。 | リンク | 所蔵なし |
【古代】 仏教音楽 A:はじめての人に
書名 ヨミ / 日本語タイトル |
著者 | 出版年 | 出版社 | 説明文 | CiNii | お茶大OPAC |
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音と映像による日本古典芸能大系 第3巻 仏教行事と仏教芸能(VHS・LD) オト ト エイゾウ ニ ヨル ニホン コテン ゲイノウ タイケイ:ブッキョウ ギョウジ ト ブッキョウ ゲイノウ |
日本ビクター株式会社(企画・制作・著作) | 1997 | 東京 : 日本ビクター株式会社 | 四天王寺聖霊会と東大寺修二会収録。種目と収録曲の詳細な解説付。 | リンク | 所蔵なし |
1991 | リンク | 所蔵なし | ||||
音と映像による日本古典芸能大系 第4巻 仏教行事と仏教芸能(VHS・LD) オト ト エイゾウ ニ ヨル ニホン コテン ゲイノウ タイケイ:ブッキョウ ギョウジ ト ブッキョウ ゲイノウ |
日本ビクター株式会社(企画・制作・著作) | 1997 | 東京 : 日本ビクター株式会社 | 真言宗《二箇法要付中曲理趣三昧》、曹洞宗《略布薩》。種目と収録曲の解説付き。 | リンク | 所蔵なし |
1991 | リンク | 所蔵なし | ||||
声明辞典 ショウミョウ ジテン |
横道萬里雄; 片岡義道(監修) | 1984 | 京都 : 法蔵館 | レコード声明大系特別付録。項目選択記述とも良心的。冒頭の総説は有益。 | リンク | リンク |
真言声明(レコード) シンゴン ショウミョウ |
智積院 ; 中川善教 ; 岩原諦信 | 2001 | 東京:King Record | 常楽会などを例に真言声明の全体像を示す。解説は『東洋音楽選書』に再録。 | リンク | 所蔵なし |
1964 | Japan : Polydor | リンク | 所蔵なし | |||
体現芸術として見た寺事の構造 タイゲン ゲイジュツ トシテ ミタ テラゴト ノ コウゾウ |
横道萬里雄 | 2005 | 東京 : 岩波書店 | 声明を含む寺院芸能の総合的・実践的かつ宗派を超えた唯一の概説書。 | リンク | リンク |
天台声明(レコード) テンダイ ショウミョウ |
延暦寺法儀音律研究所 ; 小野雅楽会 | 2001 | 東京:King Record | 声明例時などを例に天台声明の全体像を示す。解説は『東洋音楽選書』に再録。 | リンク | 所蔵なし |
1964 | Japan : Polydor | リンク | 所蔵なし | |||
東大寺お水取り:春を待つ祈りと懺悔の法会 トウダイジ オミズトリ : ハル オ マツ イノリ ト ザンゲ ノ ホウエ |
佐藤道子 | 2009 | 東京:朝日新聞社 | 東大寺の法会お水取りの概説書。法会における声明のあり方や形を知ることができる。 | リンク | リンク |
日本古典音楽大系 第1巻 雅楽・声明・琵琶楽(レコード) ニホン コテン オンガク タイケイ:ガガク ショウミョウ ビワガク |
井野辺潔 ;他 | 1982 | 東京 : 講談社 | 主要宗派の代表的声明と旋律型の録音。歴史と理論の概説、曲目の解説説各1冊。 | リンク | リンク |
仏教音楽 ブッキョウ オンガク |
東洋音楽学会(編) | 1972 | 東京:音楽之友社 | 真言・天台の声明の概説および仏教音楽諸流の研究論文。 | リンク | リンク |
邦楽大系 第1巻 雅楽・仏教音楽・琵琶楽(レコード) ホウガクタイケイ:カガク ブッキョウ オンガク ビワガク |
岸辺成雄(編) | 1971 | 東京 : 筑摩書房 | 大般若転読会(真言)を収録。声明全般の歴史・鑑賞概説と曲目解説付き。 | リンク | 所蔵なし |
【古代】 仏教音楽 B:もっと知りたい人に
書名 ヨミ / 日本語タイトル |
著者 | 出版年 | 出版社 | 説明文 | CiNii | お茶大OPAC |
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浄土真宗本願寺派声明 御正忌報恩講法要(レコード) ジョウドシンシュウ ホンガンジハ ショウミョウ ゴショウキ ホウオンコウ ホウヨウ |
平野健次(監修) | 1975 | 東京:CBSソニー | 西本願寺最大の法要の全体像を録音と92頁の解説で示す。 | リンク | 所蔵なし |
声明―天台宗大原流声明大全(レコード) ショウミョウ : テンダイシュウ オオハラリュウ ショウミョウ タイゼン |
片岡義道(監修) | 1977 | 東京: King Record | 天台声明の中心的流派の主要曲の規範的な演唱に、100ページを越す解説付。全3巻。 | リンク | 所蔵なし |
声明―御影供二箇法要(レコード) ショウミョウ : ミエク ニカ ホウヨウ : シンゴンシュウ チサンハ |
金田一春彦;他(解説) | 1977 | 東京: King Record | 真言宗智山派の弘法大師命日の法要の全容を収録 | リンク | 所蔵なし |
新義真言声明集成―楽譜篇― シンギ シンゴン ショウミョウ シュウセイ, ガクフヘン |
栗山明憲;小泉文夫(編) | 1998 | 東京 : 真言宗豊山派仏教青年会 | 「新義真言声明集成レコード篇(1963-64)」収録曲の声明譜と五線譜。1998年は増補再刊に加え、後半部分の五線譜採譜に資料と英文解説を付し、所収曲のCD復刻を組み合わせて発行された。 | リンク | 所蔵なし |
真言宗豊山派仏教青年会(編);新井弘順(監) | 1969 | 東京:「新義真言声明集成」刊行会 | リンク | リンク | ||
真言宗豊山声明 二箇法要付大般若転読会(CD) シンゴンシュウブザンショウミョウニカホウヨウ |
新井弘順/迦陵頻伽聲明研究会 | 2018 | 日本伝統文化振興財団VGCG-8580~1 | 仏教の儀礼音楽としての声明を歴史的にも音楽的にも理解できるよう再構成して録音。 | 該当なし | 所蔵なし |
真言宗豊山派声明 御影供二箇法要(レコード) シンゴンシュウ ブザンハ ショウミョウ : ミエク ニカ ホウヨウ |
平野健次(監修) | 1974 | 東京:CBSソニー | 真言宗豊山派の弘法大師命日の法要の全容を収録。 | リンク | 所蔵なし |
曹洞禅(レコード) ソウトウゼン |
平野健次;桜井秀雄(監修) | 1980 | 東京:東芝EMI | 曹洞宗声明の全貌紹介と学術的研究成果を音と解説書で示す。 | リンク | 所蔵なし |
体現芸術として見た寺事の構造 タイゲン ゲイジュツ トシテ ミタ テラゴト ノ コウゾウ |
横道萬里雄 | 2005 | 東京:岩波書店 | 美しい声明や洗練された所作を伴う寺院行事は「寺事」と称される。寺事を構成する諸要素の構造と特質を総合的に叙述した書。 | リンク | リンク |
天台声明大成 テンダイ ショウミョウ タイセイ ゼン |
多紀道忍;吉田恒三共(著) | 1968 | 京都:金声堂 | 五線譜による天台声明の大集成。 | リンク | リンク |
比叡山延暦寺法儀音律研究所 ; 中山玄雄(編) | 1935-1955 | 坂本村(滋賀県) : 天台宗務庁 | リンク | リンク | ||
天台常用声明 テンダイ ジョウヨウ ショウミョウ |
中山玄雄 | 1963 | 東京:芝金声堂 | 天台宗の現行の声明の楽譜集。 | リンク | 所蔵なし |
東大寺修二会観音悔過(レコード+研究書) トウダイジ シュニエ:カンノン ケカ |
東京国立文化財研究所(監修) | 1971 | 東京 : 日本ビクター株式会社 | 4冊合計500ページ近い解説(研究書)とレコードのセット。 | リンク | 所蔵なし |
念仏 浄土宗声明(レコード) ネンブツ : ジョウドシュウ ショウミョウ |
鵜飼隆玄(監修) | 1974 | 東京 : 日本ビクター株式会社 | 浄土宗の代表的な法会御忌会と日常の礼拝に用いる声明収録。 | リンク | 所蔵なし |
長谷論議 ハセ ロンギ : シンゴンシュウ ブザンハ デンボウ ダイエ |
平野健次・高橋大海監修 | 1979 | 東芝EMI | 真言宗豊山派伝法大会の法要の全容を収録したレコードで、解説書には声明関係の論考や英文解説も含まれる。 | リンク | 所蔵なし |
秘密伝法灌頂会(天台真盛宗声明)(レコード) ヒミツ デンポウ カンチョウエ:テンダイ シンセイシュウ ショウミョウ |
片岡義道(監修) | 1976 | 東京:CBSソニー | 天台真盛宗の法要の録音と概説・研究書のセット | リンク | 所蔵なし |
仏教音楽辞典 ブッキョウ オンガク ジテン |
天納傳中ほか | 1995 | 京都:法蔵館 | 儀礼、現行曲を重視しアジアも視野に入れた仏教音楽用語辞典 | リンク | リンク |
仏教と雅楽 ブッキョウ ト ガガク |
小野功龍 | 2013 | 京都:法蔵館 | 四天王寺雅楽の実演者による、雅楽と声明の関係を中心にした研究。 | リンク | リンク |
仏教の声と技: 悟りの身体性 ブッキョウ ノ コエ ノ ワザ : サトリ ノ シンタイセイ |
大内典 | 2018 | 京都:法蔵館 | 声明、真言念誦、念仏など、さまざまな仏教の声の技は、どのような教理に基づきいかなる救いのシステムを構築したのかを考察。 | リンク | リンク |
薬師寺の四季(レコード) ヤクシジ ノ シキ : ナラ ブッキョウ ホッソウシュウ ショウミョウ |
平野健次(監修) | 1977 | 東京:CBSソニー | 奈良法相宗の主要声明を録音と概説・研究書で紹介する。 | リンク | 所蔵なし |
Zur Geschichte des buddhistischen Ritualgesangs in Japan 日本における仏教儀礼声楽の歴史 |
Walter, Giesen | 1977 | Kassel : Bärenreiter | ケルン大学から出版された日本音楽研究書シリーズの第一巻。声明の研究書。9世紀から14世紀にいたる日本の声明史料の解読と研究。 | リンク | 所蔵なし |
【古代】 仏教音楽 C:本格的に学びたい人に
書名 ヨミ / 日本語タイトル |
著者 | 出版年 | 出版社 | 説明文 | CiNii | お茶大OPAC |
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悔過会と芸能 ケカエトゲイノウ |
佐藤道子 | 2002 | 京都:法藏館 | 東大寺二月堂で行われる仏教儀式修二会に関する筆者の主要論文を集めたもの。 | リンク | リンク |
四座講式(レコード) シザコウシキ |
青木融光; 明恵 | 1978 | 東京:Columbia | 真言宗涅槃会の四座講式を上演形態にそって収録。解説は研究書としても通用する。 | リンク | 所蔵なし |
声明―二十五三昧式(レコード) ショウミョウ - ニジュウゴサンマイシキ |
天台宗総本山比叡山延暦寺(監修) | 1980 | 東京: King Record | 天台宗で唯一の現行講式を収録。収録曲の声明譜を解説に収める。 | リンク | 所蔵なし |
東大寺修二会の構成と所作(復刊) トウダイジシュニエノコウセイトショサ |
東京文化財研究所芸能部編 ; 佐藤道子担当 | 2005 | 京都:法藏館 | 東大寺二月堂で行われる仏教儀式修二会に関する詳細かつ包括的な芸能研究。 | リンク | 所蔵なし |
日本の印刷楽譜―室町時代篇― ニホンノインサツガクフ―ムロマチジダイヘン |
上野学園大学日本音楽史研究所(編) | 2018 | 東京:勉誠出版 | 室町時代に印刷された声明の楽譜を影印で納め、詳細な解説を日本語・英語で記したもの。 | リンク | リンク |
念仏禅 : 黄檗梵唄のすべて(レコード) ネンブツ ゼン : オウバク ボンバイ ノ スベテ |
黄檗山万福寺(企画・構成) | 1979 | 東京:CBCソニー | 黄檗宗の主要声明を収録。解説は和文英文あわせて16ページ。 | リンク | 所蔵なし |
念仏禅(レコード) ネンブツゼン |
寒沢隆;松本常雄(構成) | 1972 | 東京:日本仏教普及会;キャニオンレコード | 黄檗宗の念仏禅を音と解説で紹介する。 | 該当なし | 所蔵なし |
豊山声明大成 ブザン ショウミョウ タイセイ |
新井弘順 | 2008 | 東京:豊山声明大成刊行会 | 真言宗豊山派における最新の声明譜。宗派の教則本として広く活用されている。CD10枚を含む。 | リンク | 所蔵なし |