企画展示
展示ケース(ウェルカムラウンジ) 2023年5月15日~2023年7月末

今回の展示では、お茶大の寄宿舎、学生寮に関連する図書と学校建築や施設についての図書を紹介します。
お茶大歴史資料館主催の「写真で見る学生寮」との連携企画です。
本学の前身である東京女子師範学校には1875(明治8)年の開校当初、校舎の2階に寄宿舎がありました。
その後、校舎とは別に食堂や台所を備えた建物が造られ、以後増改築を繰り返し学外へも設置されていきます。
1923(大正12)年の関東大震災や1945年(昭和20)の空襲で焼失し、戦後新たな学生寮ができました。
学びを保障する施設の一つとしての寄宿舎ですが、一方、皆さんが今まで多くの時間を過ごしてきた保育園や幼稚園から高校にも、目的や用途、教育に合わせた様々な施設が備えられています。
文部科学省では、「子供たちにとって『明日また行きたい学校』となる魅力ある学び舎を創造していきたい」と、学校施設についてよりよい整備や活用を目指すことを提案しています(「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について(最終報告)」2022.3)。
本展示では、お茶大寄宿舎での生活の様子を記した図書の紹介と、関連して、広く学校の建物や学校の施設を取り上げている図書を展示します。
この春、音羽館や小石川寮、お茶大SCCに入寮した人もいると思います。お茶大の学生寮がどのような変遷をたどってきたか、歴史資料館の展示と併せてご覧ください。
※今回の展示資料は、一部を除いて館内閲覧や貸出も可能です。
ウェルカムラウンジ展示ケース内資料のご利用は、
平日9:00~12:00、13:00~17:00に総合カウンターへお声かけください。
※展示図書リストはこちらです
<展示の様子>


