企画展示
展示ケース(ウェルカムラウンジ) 2023年8月21日~2023年10月末

1923年(大正12年)9月1日11時58分に発生した関東大震災から、今年で100年が経過します。
地震により家屋の倒壊、火災、津波などで甚大な被害が発生しました。さらに、社会混乱の中、さまざまな犠牲も生んでしまいました。
しかし、そのような苦しい状況の中でも、復興を目指し人々は歩んでいきました。
当時、本学の前身である東京女子高等師範学校はお茶の水の地に校舎を構えていました。震災で校舎を焼失したものの、翌日9月2日には上野の東京音楽学校内に仮事務所を置いたそうです。
さらに、1924(大正13)年3月に、旧校舎の焼跡に木造平屋建の仮校舎を完成させます。その後、1932(昭和7)年に東京女子高等師範学校が、1936(昭和11)年に附属校園が現在校舎のある大塚の地へ学び舎を移しました。
東京女子高等師範学校の学生も教員も復興に向けて歩み続けたことがわかります。
今回の展示では、歴史資料館所蔵の写真の紹介と、関東大震災を様々な視点から取り上げている資料を展示します。
9月1日は防災の日に制定されています。今一度、災害に対する認識を深め、備える機会となれば幸いです。
※今回の展示資料は、一部を除いて館内閲覧や貸出も可能です。
ウェルカムラウンジ展示ケース内資料のご利用は、
平日9:00~12:00、13:00~17:00に総合カウンターへお声かけください。
※展示図書リストはこちらです
<展示の様子>


