福羽美静書掛軸
本校2代目摂理である福羽美静によって書かれたもの。
年月日: | 明治期 |
作者: | 福羽美静 |
作者説明: | 福羽美静(1831‐1907) 天保2(1831)年7月17日、津和野藩士の子として生まれる。通称文三郎。美静は雅号。藩校養老館に学び、津和野藩主の命を受け、嘉永6(1853)年京都に上る。帰藩後、養老館で教授を勤める。文久3(1863)年、御所に召され孝明天皇に近侍する。八月十八日の政変に際しては、七卿と共に西下し帰藩、藩政刷新に尽力。明治元(1868)年、微士神祇事務局権判事となり主に神祇制度確立に尽力、その後、神祇大副、教部大輔、宮内省歌道文学御用掛を歴任。明治13年5月より翌年7月まで本校摂理。同18年に元老院議官となり、20年には子爵を授爵、23年に貴族院議員に選出される。 |
釈文: | 祝 美静 君が代の かけをうつして うこきなき いは間を廻る 谷の ましみつ |
関連資料: |
『お茶の水女子大学百年史』 p.25~26 47
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