お茶の水女子大学デジタルアーカイブズ

大学所蔵書蹟資料

番号:da1010

大学所蔵書蹟資料 皇后陛下御歌「みがかずば」

皇后陛下御歌「みがかずば」

皇后より下賜された御歌。この歌には、明治11(1878)年10月に式部寮雅楽課二等伶人東儀季煕による壹越調律旋の譜が付された。現在も校歌として歌い継がれている。
「女子高等師範学校記事」によると明治29年(1896)年に、高等師範学校に依頼して御歌の撰譜をし、西洋風の旋律に改められた。

(参考)奥田環氏「昭憲皇太后が東京女子高等師範学校に遺したもの」『明治聖徳記念学会紀要』復刊第五十号


年月日:

明治9(1876)年2月15日下賜

作者:

皇后(昭憲皇太后)

作者説明:

昭憲皇太后(1849-1914)
明治天皇皇后。一条忠香の三女として嘉永2(1849)年4月17日に誕生。御名は美子(はるこ)。明治元(1868)年12月28日皇后となり、大正元(1912)年7月30日皇太后となる。大正3年4月11日に65歳で崩御、昭憲皇太后と追号される。

釈文:

みがかずば
  玉もかがみも
    なにかせん
 学びの道も
   かくこそあり
        けれ

関連資料:

お茶の水女子大学百年史』p15
『東京女子高等師範学校六十年史』p35、59
「みがかずば」特設ページ


木戸孝允書状 次へ 最後へ
閉じる