中村正直書袱紗「松竹梅」
中村正直が4歳及び7歳の時の書を絹地の袱紗に仕立てたもの。
年月日: | 明治18(1885)年7月 |
作者: | 中村正直 |
作者説明: | 中村 正直(1832-1891) 天保3(1832)年幕臣の家に生まれ、昌平坂学問所に学び、安政2(1855)年に学問所教授、文久2(1862)年に幕府の儒官となる。慶応2(1866)年に渡英するが、維新で帰国。『西国立志編』『自由之理』を翻訳刊行しベストセラーとなる。明治5(1872)年、上京し大蔵省に出仕。6年同人社を開設し、7年明六社に参加。キリスト教にも関心を持ち受洗する。東京女子師範学校開校の明治8年11月より13年5月まで初代摂理、同23年3月より死去する24年6月まで校長を勤めている(いずれも現在の学長に相当)。明治14年東京大学教授、19年元老院議官。同21年にわが国初の文学博士となる。号は敬宇。 |
釈文: | 松竹梅 鶴鳴四歳書
以地別燕丹 壮士髪衝別 苦時人正没 今日水猶寒 七歳梧山書
始学書於塩田龍潭先生号鶴鳴 後入石川梧堂先生門号梧山 明治十八年七月 中村正直自記
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関連資料: |
『お茶の水女子大学百年史』 p.16~17 20 57 68 69
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