お茶の水女子大学デジタルアーカイブズ

郊遊会図巻

番号:da0006

郊遊会図巻

明治27(1894)年5月に行われた、お茶の水から目黒祐天寺までの全学遠足の様子を描いた絵巻。


年月日:

明治27(1894)年

作者:

画:荒木寛畝  詞書:小中村義象

作者説明:

画:荒木寛畝(1831-1915)
江戸生まれ、本名は吉。9歳で谷文晁派の荒木寛快に入門、22歳のとき寛快の養嗣子となった。 花鳥画を得意とし、安政3(1856)年山内容堂に認められ土佐藩の絵師となり、明治5(1872)年ウィーン万国博覧会に「菊花図」を出品。明治26(1893)年より本学教授となる。なお、「花蝶図」、「松図」の作者 十畝は養子であり、親子2代にわたり本学に奉職している。

詞書:小中村義象(1861-1923)
熊本県生まれ、本名は池邊義象。東京大学古典講習科卒業。国語学者の小中村清矩の養子となる(後に復姓)。東京大学講師で、本学で国語・和歌を講じた歌人・国文学者。

関連資料:

お茶の水女子大学百年史』p92~93


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