番号:da0005
上流家庭の子女を対象とした保育風景の図。2段目に恩物を使って遊ぶ様子が見える。明治23(1890)年の日本美術協会秋季展覧会に出品された。のち昭和30(1955)年、本学創立80周年記念式典にあわせて高松宮家から下賜された。
年月日:
明治23(1890)年
作者:
武村耕靄
作者説明:
武村耕靄(1852-1915) 江戸芝口生まれ、本名は千佐。幼い時から山本琴水・春木南溟について文晁派の南画を学び山水や花鳥を得意としたが、西洋画法の手ほどきも受けている。本学開設時に美術と英語担当の教授として就任した女性画家。
サイズ:
170.0×81.7㎝
関連資料:
幼稚保育図下絵