2007年10月16-19日(会場:京都大学)、11月13-16日(会場:東京大学)に開催された平成19年度大学図書館職員短期研修において、本学の茂出木理子図書・情報チームリーダーが「大学における図書館の位置づけと戦略的経営・広報」について講義を担当しました。
この講習会は、国立情報学研究所が、概ね35歳以下の若手の図書館職員を対象に、国内外の大学図書館等における最新の動向や事例を学び図書館業務の推進及び改善に生かすことを目的に、東京大学附属図書館及び京都大学附属図書館との共催により毎年開催しているものです。
平成19年度は、東西の両会場併せて85名の受講がありました。
〜研修カリキュラム〜
○大学図書館の現状と課題
長坂 みどり 京都大学附属図書館事務部長
○大学における図書館の位置づけと戦略的経営・広報
茂出木 理子 お茶の水女子大学図書・情報チームリーダー
○大学の外側から
豊田 恭子 株式会社NTTデータ第二公共システム事業本部エコロジーエクスプレス課長/ビジネス支援図書館推進協議会 理事
○目録の現在と未来
佐藤 康之 慶應義塾大学メディアセンター本部課長
○学術情報リテラシー教育入門
佐藤 初美 東北大学附属図書館総務課情報企画係長(京都会場)
渡邊 愛子 東北大学附属図書館情報サービス課参考調査係(東京会場)
○大学図書館における学習・教育支援サービス
井上 真琴 同志社大学 総合情報センター 情報サービス課今出川サービス係長
○学術情報コミュニケーションの動向
倉田 敬子 慶應義塾大学文学部図書館・情報学系教授
○図書館の資料構成と電子コンテンツ導入
熊渕 智行 横浜国立大学図書館・情報部図書情報課長
○大学図書館に「今」求められているもの
姉崎 洋一 北海道大学大学院教育学研究院教授
○資料保存の基礎
小島 浩之 東京大学経済学部資料室助手
○図書館業務の中の著作権
森 一郎 千葉大学情報部学術情報課学術構築グループ専門職員
○図書館職員のスキルアップ法
鈴木 正紀 文教大学越谷図書館
<研修風景>