2006年10月17-20日(会場:京都大学)、11月14-17日(会場:東京大学)に開催された平成18年度大学図書館職員講習会において、本学の茂出木理子図書・情報課長が「大学図書館の現状と課題」について講義を担当しました。
この講習会は、国立情報学研究所が、概ね35歳以下の若手の図書館職員を対象に、国内外の大学図書館等における最新の動向や事例を学び図書館業務の推進及び改善に生かすことを目的に、東京大学附属図書館及び京都大学附属図書館との共催により毎年開催しているものです。
平成18年度は、東西の両会場併せて82名の受講がありました。
〜講習会カリキュラム〜
○大学図書館に対する利用者の期待
北 克一 大阪市立大学 大学院創造都市研究科 兼 学術情報総合センター教授
○大学図書館の現状と課題
茂出木 理子 お茶の水女子大学 附属図書館 図書・情報課長
○大学図書館業務のアウトソーシング
保科 恵美子 日本アスペクトコア株式会社 第二営業本部長
○大学の外側から
豊田 恭子 株式会社NTTデータ 営業部 環境ソリューション担当 シニアマネー
ジャー/ビジネス支援図書館推進協議会 理事
○学術情報リテラシー入門
上原 恵美 沖縄工業高等専門学校 学生課 図書係長
○大学図書館における学習・教育支援サービス
井上 真琴 同志社大学 総合情報センター 情報サービス課 今出川サービス係長
○Web2.0時代の図書館システム
黒澤 公人 国際基督教大学 図書館 テクニカルサービスグループ 主査
○電子コンテンツ導入・利用の現状と課題
市村 櫻子 東京大学 附属図書館 総務課専門員
○大学における図書館の位置付けと戦略的経営
山口 直比古東邦大学 医学メディアセンター 司書次長
○機関リポジトリ入門
竹内 比呂也 千葉大学 文学部 日本文化学科 助教授
○海外の大学図書館に学ぶ
逸村 裕 筑波大学 大学院図書館情報メディア研究科 教授
○図書館職員のスキルアップ法
小山 憲司 国立情報学研究所 開発・事業部 コンテンツ課 コンテンツ企画係長
<講習会風景>