タイトル
書名一覧を表示するには、JavaScriptをONにして下さい。
もしくは、こちらのページから書名を選択して下さい。
2023年12月に学術雑誌のページはリニューアルしました。新しい学術情報のページはこちらをご覧ください
thumbnail image
ジェンダー研究
Journal of Gender Studies
発行：お茶の水女子大学ジェンダー研究所
ISSN:13450638
第21号(2018）～

第25号　（2022-7-31）

p.1 編集のことば
申 琪榮
p.2 巻頭言
天野 知香
特集　ジェンダーの視点に基づく美術史研究の現在
研究論文
p.9-23 現代社会の表象におけるジェンダー美術史的方法論の導入――近現代日本の〈海女〉の表象を例に
The Introduction of Gender Art Historical Methodology to Representations of Modern Society: Using Ama’s Portrayal in Modern Japan as an Example
吉良 智子
p.25-42 エロスの政治学――1960-70年代の「日本の」美術
The Politics of Eros: Japanese art between 1960 and 1970
中嶋 泉
p.43-63 モダニズムと「女性」芸術家——ロメイン・ブルックスのサフィック・モダニズム
Modernism and the “Woman” Artist: Romaine Brooks’ Sapphic Modernism
天野 知香
p.65-84 戦時下を生きた女性画家と“越境”――長谷川春子・谷口富美枝・新井光子
“Wartime Women Painters Crossing Borders: Haruko Hasegawa, FumieTaniguchi, and Mitsuko Arai”
北原 恵
特別寄稿
p.85-96 ジェンダー視点が拓く美術史・イメージ研究の地平――4報告への応答
香川 檀
p.97-118 コンスタンス・スチュアートの戦争――女性と記録写真の剰余
タマール・ガーブ　（内山 尚子　訳）
投稿論文
p.119-137 公共政策における「交差性」概念の有効性と課題——理論的枠組みと批判的実践という観点から
高橋 麻美
p.139-157 アニメーション的な誤配としての多重見当識――非対人性愛的な「二次元」へのセクシュアリティに関する理論的考察
松浦 優
p.159-175 「法のまえ」に現れる身体――コーネルとバトラーの基本概念の批判的統合をもとに
長野 慎一
p.177-196 語ることと語り出すこと――性暴力とトラウマケアをめぐるアイデンティティに関する考察
井上 瞳
p.197-217 中国本土におけるインディペンデント・クィア映画史の再構築――新しい分類法を用いて
于 寧
書評
p.219-221 ＜書評＞シンシア・エンロ―著（望戸愛果訳）『バナナ・ビーチ・軍事基地――国際政治をジェンダーで読み解く』（人文書院、2020）
小ヶ谷 千穂
p.222-224 ＜書評＞Mikiko Eto, Women and Political Inequality in Japan: Gender-Imbalanced Democracy(Routledge,2021)
村上彩佳
p.225-227 ＜書評＞Jan Bardsley, Maiko Masquerade: Crafting Geisha Girlhood in Japan (UC Press, 2021)
G.G. Rowley
p.228-230 ＜書評＞Chelsea Szendi Schieder, Coed Revolution: The Female Student in the Japanese New Left (Duke UC Press, 2021)
Setsu Shigematsu
p.231-233 ＜書評＞謝花直美著『戦後沖縄と復興の「異音」：米軍占領下 復興を求めた人々の生存と希望』(有志舎、2021年)
金 美恵
p.234-236 ＜書評＞小島庸平著『サラ金の歴史：消費者金融と日本社会』 (中公新書、2021年)
李 素軒
p.237-239 ＜書評＞元橋和恵著『母性の抑圧と抵抗：ケアの倫理を通して考える戦略的母性主義』 (晃洋書房、2021年)
古久保 さくら
p.240-242 ＜書評＞田中東子編著『ガールズ・メディア・スタディーズ』 (北樹出版、2021年)
関根 里奈子
p.243-245 ＜書評＞井谷聡子著『〈体育会系女子〉のポリティクス ：身体・ジェンダー・セクシュアリティ』 (関西大学出版部、2021年）
鈴木 楓太
p.246-248 ＜書評＞日下渉・伊賀司・青山薫・田村慶子編著『東南アジアと「LGBT」の政治：性的少数派をめぐって何が争われているのか』 (明石書店、2021年)
福永 玄弥
p.249-251 ＜書評＞鄭喜鎭編　権金炫怜・鄭喜鎭・橌砦昀・ルイン著（申琪榮監修・金李イスル訳）『＃MeTooの政治学：コリア・フェミニズムの最前線』 (大月書店、2021年)
伊田 久美子
p.252-254 ＜書評＞Masako Ishii-Kuntz, Guro Korsnes Kristensen and Priscilla Ringrose eds., Comparative Perspectives on Gender Equality in Japan and Norway: Same but Different? (Routledge, 2021)
Yuko Onozaka
p.255-257 ＜書評＞パトリシア・ヒル・コリンズ＆スルマ・ビルゲ著（小原理乃訳・下地ローレンス吉孝監訳）『インターセクショナリティ 』(人文書院、2021年)
飯野 由里子
p.258-260 ＜書評＞竹家一美著『日本の男性不妊：当事者夫婦の語りから』 (晃洋書房、2021年）
菅野 摂子
p.261-263 ＜書評＞キム・ジヘ著（尹怡景訳）『差別はたいてい悪意のない人がする：見えない排除に気づくための10章』 (大月書店、2021年）
梁・永山 聡子
p.264-266 ＜書評＞斎藤美奈子著『挑発する少女小説』 (河出書房新社、2021年)
河野 真太郎
p.267-269 ＜書評＞小川公代著『ケアの倫理とエンパワメント』 (講談社、2021年)
片山 亜紀
p.272 編集後記
p.274 編集方針・投稿規定